本記事では、東京でフィットネスジムの出店・改装を検討している方に向けて、店舗デザイン・内装の事例をまとめました。お店づくりのヒントとしてお役立てください。


タクトデザイン工房は、デザインから施工までを一貫して任せられます。
本事例は、初見で通いたくなる印象をつくる見せ場づくりが特徴的な事例です。エントランス付近にはグリーンウォールとサインを組み合わせた象徴的な面が設けられており、無機質になりがちなジム空間に、清潔感と心地よさを両立。
窓面側に有酸素マシンを配置して、外光や眺望を取り込みながら、運動に集中しやすい環境をつくっています。


TRUSTの店舗デザイン事業IDEALは、空間デザインを中心に、物件探しから設計・施工、Web制作や集客まで対応しています。店舗づくりに伴うタスクをまとめて相談しやすい会社です。
本事例は、B1階という条件を「入りやすさ」に転換した店舗デザインが印象的。外部から視認できる大きめのサイン計画と、開放感のあるエントランスへのこだわりが語られており、地下立地の弱点になりがちな不安感を減らす工夫が読み取れます。


クロノバデザインは、個店に特化した空間デザインを得意としています。
本事例は、既存躯体や設備条件を制約ではなく個性に変えた店舗デザインです。色数を最小限に絞り、ライトブルーの清潔感とコンクリートグレーのニュートラルさで全体をまとめています。
設備配管など通常隠したくなる要素も、統一感のある色や素材で「見せる」側に転換しているのが特徴です。
ここまで紹介した事例からも分かるように、フィットネスジムの店舗デザインでは、見た目の印象だけでなく、マシンの配置や利用者の動線、清潔感、建物の設備条件まで考える必要があります。ここからは、ジムを設計する際に押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
ジムの店舗デザインを考えるうえで、まず整理しておきたいのが「誰に、どのように利用してもらうか」です。初心者向けのフィットネスジムと、本格的なトレーニングを目的としたジム、女性向けのスタジオでは、求められる雰囲気や設備も変わります。
ターゲットやサービス内容が固まったら、内装の色や素材、サイン、照明などへ具体的に落とし込んでいきます。利用者に感じてほしい印象と、そこで提供するトレーニング体験をそろえることで、そのジムらしさが伝わる空間になります。
内装がおしゃれでも、マシンの間を移動しにくかったり、必要な設備が使いづらかったりすると、利用するたびにストレスを感じてしまいます。見た目だけでなく、実際にトレーニングする場面を想定してデザインすることが大切です。
有酸素運動、筋力トレーニング、ストレッチなど、それぞれのエリアでどのように人が動くかを整理し、無理なく移動できる配置を考えます。空間の見え方と、運動するときの動きやすさを一緒に考えることがポイントです。
多くの人が繰り返し利用するジムでは、清潔な状態を保ちやすいことも重要です。床や壁は見た目だけで選ばず、汗や汚れを拭き取りやすいか、傷や摩耗に強いかなど、日々の管理まで考えて選びます。
マシンの裏側や壁際などに掃除しにくい場所ができないよう、設備の配置にもある程度の余裕を持たせておきたいところです。完成直後のきれいさだけでなく、営業を続けても清潔な状態を保ちやすいかという視点で、内装材やレイアウトを検討しましょう。
フィットネスジムは、一度利用して終わる場所ではなく、継続して通ってもらうことが前提となる施設です。写真映えする場所をつくるだけでなく、来店からトレーニング、着替え、退店まで気持ちよく過ごせる環境が求められます。
入口の入りやすさやトレーニング中の視線、休憩スペースの居心地など、実際に利用するときの感覚を一つずつ確認していきます。何度通ってもストレスを感じにくい空間にすることが、継続して利用しやすいジムづくりにつながります。
受付、更衣室、トレーニングエリアのつながりが悪いと、初めて訪れた人が迷ったり、利用者同士の動線が重なったりします。来店してからトレーニングを始めるまでの流れに沿って、各スペースの位置を決めていきましょう。
特に受付周辺は、入退館する人や待っている人、スタッフの動きが重なりやすい場所です。スポーツ庁では、性別・年齢・能力などにかかわらず、誰もがスポーツを行いやすい施設づくりを推進しています。入口から各設備まで無理なく移動でき、さまざまな利用者が使いやすい動線を意識することが大切です。
トレーニングマシンは、本体が置ければよいというものではありません。乗り降りするスペースや身体を動かす範囲、ほかの利用者が通る場所まで見込んで配置する必要があります。
フリーウェイトエリアでは、器具を持って動く範囲も考えておきましょう。マシンの台数を詰め込むのではなく、トレーニングする場所と人が通る場所を分けて考えることで、混雑している時間帯でも使いやすいレイアウトになります。
更衣室やシャワー、トイレは、トレーニングエリアとは違い、プライバシーへの配慮が欠かせません。入口やトレーニングスペースから内部が直接見えないようにしながら、利用者が迷わずたどり着ける配置にします。
ロッカーの扉を開けるスペースや着替える人同士の距離、荷物を置く場所も見落としやすいポイントです。設備そのものの大きさだけでなく、周囲で人がどう動くかまで想定して必要な広さを考えましょう。
ジムの床には、人が歩くだけでなく、マシンの重量がかかったり、トレーニングによる衝撃が加わったりします。設置するマシンやトレーニング内容を踏まえ、耐久性や滑りにくさ、振動・騒音への配慮も含めて床の仕様を決めます。
鏡はフォームを確認しやすい位置に設け、照明はマシンや利用者の動きが見やすい明るさを確保します。また、運動中は室内に熱や湿気がこもりやすいため、換気や空調も欠かせません。建築物では用途や条件に応じた換気設備が求められるため、内装と設備を切り離さず、実際の使われ方を想定して計画することが大切です。
利用者が動きやすいことに加えて、スタッフが店内を見渡しやすく、必要な場所へ移動しやすいことも重要です。特に24時間営業のジムや、スタッフが少なくなる時間帯がある店舗では、死角の多いレイアウトは避けたいところです。
受付からの見通しや防犯カメラの位置、入退館設備などを考えながら、非常時の避難経路を什器やマシンでふさがないようにします。普段の管理のしやすさと、緊急時の安全性をあわせて考えることが大切です。
ブランドイメージを表現するために特徴的な内装を取り入れても、利用者が動きにくかったり、マシンを使いづらかったりしては、ジムとして快適とはいえません。
デザインを決めるときは、完成イメージだけで判断せず、入口から更衣室、トレーニング、退店までの流れも確認しましょう。「どう見えるか」と「どう使われるか」の両方から考えることで、見た目と使いやすさを両立しやすくなります。
ランニングマシンやフリーウェイトなどを使用するジムでは、足音や器具の接触による音・振動が発生します。テナントビルや建物の上層階に出店する場合は、同じ建物のほかの店舗や周辺への影響も確認しておきたいところです。
床材だけで対策するのではなく、振動が発生しやすい設備をどこに置くか、建物がどのような構造か、何時まで営業するかといった条件も含めて検討します。東京都では、騒音規制法・振動規制法や環境確保条例に基づき、対象となる施設や地域などに応じた規制が設けられています。物件を決める段階から、音や振動の条件まで確認しておくことが重要です。
開業時にできるだけ多くのマシンを置こうとすると、ストレッチ用品や清掃用具、備品を収納する場所が足りなくなることがあります。利用者のニーズに合わせて新しいマシンを追加したくても、置ける場所が残っていないケースも考えられます。
開業時の設備だけでスペースを使い切らず、収納や将来の入れ替えに使える余白も残しておきましょう。今の使い方だけでなく、営業後の変更まで見越してレイアウトすることで、大掛かりな改装をせずに設備を見直しやすくなります。
なお、東京都内で新たにテナントを使用する場合、東京消防庁では原則として使用開始日の7日前までに「防火対象物使用開始届出書」を提出するよう案内しています。修繕や模様替え、間仕切りの変更などを行う場合も、工事内容によっては「防火対象物工事等計画届出書」が必要です。物件契約や設計を進める際は、管理会社や店舗デザイン会社と相談しながら、必要に応じて管轄の消防署にも確認しておきましょう。
フィットネスジムの店舗デザイン事例からは、同じ運動する場でも、立地やターゲットによって、デザインの方向性がそれぞれ異なることが読み取れます。
店舗デザイン会社を選ぶときは、写真の雰囲気だけでなく、設計と施工の体制、現場条件への最適化力、オープン後の運営まで見据えた提案ができるかを確認すると良いでしょう。
当メディアでは、フィットネスジムをはじめ、エステサロンならリラクゼーション重視、飲食店ならオペレーション重視、商業施設ならエンターテイメント重視など、デザインしたい空間別に東京でおすすめの店舗デザイン会社をまとめています。
店舗デザインを検討している方は、ぜひ理想の店舗イメージを探してみてください。
東京エリアで店舗デザイン・内装設計に対応しているおすすめの会社を事例の多い空間別に厳選しました(※)。
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| 東京の事例 | 27件 |
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※東京エリアの事例数は各社公式サイトの掲載情報を基にした編集チーム調べ(2026年1月15日時点)